はじめに
こんにちは、ハルカタンと申します。
この記事では2024年夏に東京大学大学院を受験して合格した経験をもとに、実際に私がやっていた勉強法や、そのノウハウについてまとめています。
2025年以降の受験予定の方々や、東京大学院の入試の方式・雰囲気を知りたいといった方々が少しでも参考になったと思っていただければ幸いです。
※【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。
受験に至った経緯
私は現在通っている大学で、脳神経を研究している研究室に所属しています。
私自身脳神経にとても興味があって、この研究室を志望して入ったのですが、研究の内容と方向性が自分とあまり合わず、外部の院に進もうという意思を固めました。
また、せっかく外部の院に受けるなら今の大学よりもレベルが高いところに行きたいという気持ちと、研究者として歩んでいくうえで、自分の興味がある研究をしたいという気持ちがありました。
そこで、とりあえず東大のいろんな研究科の研究内容を一通り調べてみると、農学生命科学研究科の中の応用生命化学専攻で、自分の興味のあるテーマを行っている研究室を見つけ、ここにしよう!と決意しました。
ただ、1つだけ受けるのは落ちた時のリスクがかなりあると考え、他には「東京大学 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻」、「東京理科大学 創域理工学研究科」の二つも受験することにしました。(結果としてはすべて合格できました。)
出願
出願についてですが、基本的に東京大学院はすべてwebページ上で出願します。時期としては例年6月下旬ごろなので忘れないようにしましょう。
webページのリンクは以下のサイトの『東京大学大学院農学生命科学研究科 修士課程学生募集要項(一般選抜、社会人特別選抜)』のpdf内にあります。
気を付けなければいけないのは応用生命科学専攻・応用生命工学専攻では、第一志望と第二志望の研究室の教授に連絡し、『確認書』にサインしてもらう必要があることです。これも先ほどのリンクからダウンロードできるので、直接研究室見学の際にサインをもらって出願許可をもらうようなイメージです。もし直接サインをもらう機会がなければ、メールで連絡してサインをもらうことも可能です。
ちなみに応用生命科学専攻・応用生命工学専攻の研究室を区別することなく志望することができます。
研究室見学
大学院受験をするにあたって、志望先の研究室見学または全体ガイダンスには必ず本当に絶対に行ってください!
大学受験なら正直見学しなくても入ってからいろいろ選択肢はありますが、大学院はいきなりその研究室に所属して、2年間で成果を出さないといけない機関です。
研究室の設備や雰囲気、教授・助教・学生の人柄などなど、ホームページで確認できないようなことを実際に行ってお話を聞くことで、自分が馴染めそうかを確かめることが何よりも大切です。
また、各研究室の定員を確かめることも大事だと思います。学部卒の人数や志望状況など、聞ける情報は聞いておきましょう。
※研究室見学をする際のメールの例は別の記事に記します。
私の場合は4月の頭に自分の行きたい研究室を決め、4月末ごろに研究室見学に行き、この研究室にしようと改めて出願を決意したという流れです。第二志望も決めなくてはいけなかったので翌月の全体ガイダンスに出席し、3つの研究室を見学しました。
院試の形式や科目
ここからは私の受験した「東京大学 農学生命科学研究科 応用生命化学・工学専攻」の入試情報について説明します。
年によって入試形式は変わる可能性があるので必ず以下の東京大学が掲載している入試情報を確認してください。
まずは倍率についてですが、例年1.3倍ほどです。そこまで高くないと思ってもらって大丈夫です。
ちなみにですが、入試の判定はある基準点を上回っていれば専攻に合格となるので、第一志望や第二志望の研究室に定員のせいで入れなくても、他の定員に達していない研究室に配属されることができます。
もちろん外部の受験生だからといって不利になることはなく、内部・外部の受験生が平等に、実力で扱われます。
続いて応用生命化学専攻・応用生命工学専攻の入試科目について説明します。大きくわけて2科目あり、外国語(TOEFL ITP)、専門科目(選択科目・基礎化学)です。以下ではそれぞれの内容について説明します。
※応用生命科学専攻・応用生命工学専攻のみ口述試験(面接試験)はありません。他の専攻はあるところがほとんどなので、今やっている研究内容や志望先の研究室で何をしたいのかをはっきり言えるようにしておくと良いでしょう。
外国語(TOEFL ITP)
「TOEFL ITP」とはListening,Grammar,Readingの3技能のペーパー試験で、基本試験当日に団体受験する方式で受けるテストです。内容は異なりますが、団体受験のイメージはTOEICのような試験をイメージしていただけると良いと思います。
試験時間は約1時間55分で、基本ノンストップで進んでいきます。⚠Listening, Grammar,Readingの各セクションをまたいでの先読みや解きなおしは禁止です。TOEIC感覚で望まないようにしましょう。
各セクション名 | 問題数(設問の個数) | 時間(分) | 内容 |
Listening | 50 | 35 | 大学での生活・活動や、普段の日常的に行われる会話について聴き、4択の選択肢から解答を選択する問題。 |
Grammar | 40 | 25 | 最初の15問は文中に正しい語句を補って、文章を完成させる問題。その後の25問は英文中の誤っている個所を4つの棒線部から1つ選択する問題。 |
Reading | 50 | 55 | 学術的な文章の問題を読んで設問に答える問題。 |
※他の大学や東大の他の研究科では「TOEFL iBT」テストのスコアが必要だったりするので、受験要綱をよく確認してください。「TOEFL ITP」と「TOEFL iBT」の違いは以下の記事(準備中)にまとめますので参考までに見ておくことをおすすめします。
専門科目(選択科目)
次に専門科目のうちの選択科目についてです。
試験時間は2時間45分で、1)分析化学、2)生物化学、3)有機化学、4)微生物学、5)分子生物学、6)植物生理学・植物栄養学・土壌学、7)食品科学のうちの3科目を試験時に選択する形式となっています。
※応用生命工学専攻の生物情報工学および生命情報解析のみを志望する方は、上記7科目の中から受験時に選択した1科目と、8)生命情報科学の2科目で受験可能です。
それぞれの科目の出題範囲・キーワード・参考となる図書は以下の『応用生命化学専攻・応用生命工学専攻修士課程入学試験の入試科目』を必ず参考にしてみてください。
私は上記7科目のうち、本番では2)生物化学、5)分子生物学、7)食品科学の3科目を選んで解きました。この3科目を選んだ理由としては、研究室見学をした際に先輩方からおすすめされたというのが一番の理由です。また、私は生物学科であるため2)と5)は講義などである程度学んでいて、一番身近で勉強しやすいと考えたからでもあります。7)は大学では一ミリも学んでいませんが、参考となる図書が一冊のみであったり、過去問を見るとある程度出る範囲が限られていたりするため、0からでも対策しやすい科目なのでおすすめです。
もちろん、大学で化学をメインで学んでいる方は1)分析化学、3)有機化学を選ぶべきだと思います。また、6)植物生理学・植物栄養学・土壌学も先輩からおすすめされました。理由としては、例年同じような問題が出ているため、過去問の内容をちゃんと理解し、おぼえておけば点数を取りやすい点があげられます。ただし、そもそも3ジャンルからの出題と、範囲が他に比べて少し広めなので早めに取り掛かれる余裕がある場合だとより良いと思います。
もし半年~1年前くらいから勉強を始めることができるなら、1科目多めの4科目を勉強することをおすすめします!試験時に3科目選択すればいいので、本番の試験が始まったときに各選択科目の問題をざっと見て、勉強した4科目のうち解けそうな3科目を選べばやりやすいと思います。
専門科目(基礎化学)
次に専門科目のうちの基礎化学についてです。
この科目は昨年度まで一般教育科目の試験の中の化学を解くことになっていましたが、今年度からは独立して応用生命化学専攻・応用生命工学専攻独自の「基礎化学」という科目になりました。
試験時間は1時間で、ざっくり内容としては、「高校レベルの理論・無機・有機+大学内容である「一般化学」の内容が範囲です。
勉強方法について
私が受験を決意した4月末~8月頭の受験当日にかけて各教科について、どのように勉強したかについて記していきます。
私の場合、4~6月までは研究室で研究しながらあいまに勉強のような感じで進め、7月~8月の本番までは研究室を休ませていただき、一か月勉強に専念していました。
ちなみに自身のスタディプラスの記録によると、勉強時間は4月は50時間、5月は90時間、6月は97時間、7月は210時間、8月は50時間でした。7月は基本毎日10時間くらい勉強していました。
どの科目も通しておすすめの勉強法はまず過去問を解いてみることです。どんな問題が出されるのか、傾向や対策を練るのに必須だと思います。解いていくうえでわからない物がほとんどだと思うので、参考図書やネット、ChatGPTを用いて解答を自分なりにまとめていました。過去問の写真を撮って、ChatGPTに解かせると効率よくできます。
私は過去問を10年分をやりました。過去問からも多く出ることから、これをしたことで傾向と対策を練ることができたと考えています。
ただし、ChatGPTの解答が必ずしも正しいとは限らないので、参考図書やネットで自分で根拠をちゃんと探しておくと良いです。
過去問は以下のリンクの『文学部複写センター』から入手可能です。直接だけでなく、ネットからでも買えるのでお早めに購入しておきましょう!
次に、参考図書を一通り読んでおくことをおすすめします。例年ある程度傾向があるとはいえ、参考図書のどこから出されるかは教授の気分次第ではあるので(笑)。読む際には過去問であった内容の周辺ページの内容はよくおぼえておくとよいでしょう。
その後は問題集があればそれを解き、過去問の復習や傾向から出そうな問題の予想をしておくと良いです。
基本的には「生物」は暗記です。一気に詰め込むのはかなり厳しいと思うので、できるだけ早めに取り掛かりましょう。どんなに遅くても3か月前までには!
TOEFL ITP
英語のTOEFL ITPについて勉強法を説明します。
以下に私も使っていたおすすめの参考書を紹介します。
まずやるべきは単語です。以下の『はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500』か『【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)』のどちらかを使うといいと思います。
私自身ある程度大学受験で使った単語はだいたいおぼえていたので、上記の単語帳の三分の一くらいはもともと知っていました。なので1週目は、1週間に500個ぐらい進めて(わからなかった単語は印をつける)、1か月半くらいで1周し、2週目からは印をつけたところのみ進めていきました。
まずは総合対策本で全体のテスト内容を把握しておきましょう。おすすめは以下の『はじめて受けるTOEFL ITP TEST総合対策【改訂版】』です。これでTOEFL ITPテストがどのようなものかを身をもって実感してください。
Listeningパートの対策は、以下の『TOEFL ITPテストリスニング問題攻略』がおすすめです。
この本は音声をネットからダウンロードできるので、CDを使わず済みます。
Grammarパートの対策は、TOEIC ITP受験者の鉄板参考書となっている以下の『全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策』がおすすめです。
解説がとてもわかりやすく、解くコツも多く掲載されているので文法はこれ一冊で済みます。
Readingパートの対策は以下の『TOEFL ITP(R)テストリーディングスピードマスター』がおすすめです。
模擬テスト6回分(300問)あるので、ボリュームは申し分ないです。5つの長文を55分で解かなければいけないので、1つの長文あたり約10分を目安に取り組んでみると良いです。
上記の参考書を一通りこなしたら、以下の『改訂版 完全攻略! TOEFL ITP(R) テスト 模試4回分[音声DL付]』で、どんどん本番同様の演習していきましょう。必ず解き終わったら日本語訳を確認しつつ、わからなかった単語・文法事項を頭に入れておきましょう。
生物化学
公式の出題範囲は「基礎物理化学、基礎無機化学、基礎生物化学、基礎有機化学」となっていますが、よくわかりませんよね。具体的には参考図書である以下の『ヴォ―ト基礎生化学 第5版』の内容だと考えてもらって大丈夫です。
例年良く出る内容として、ウェスタンブロッティングなどの実験手法や、呼吸や光合成などの代謝経路、核酸の合成、タンパク質の性質が挙げられます。これらはしっかり理解して臨む必要があります。
目次から引用すると『Ⅰ.生化学の基礎(生命の化学/水の性質)Ⅱ.生体分子(ヌクレオチド,核酸,遺伝情報/アミノ酸/タンパク質の一次構造と三次構造/タンパク質の機能/単糖と多糖/脂質と生体膜/膜輸送)Ⅲ.酵素(酵素触媒/酵素の反応速度論,阻害,調節/シグナル伝達の生化学)Ⅳ.代謝(代謝/グルコースの異化代謝/グリコーゲン代謝と糖新生/クエン酸サイクル/電子伝達と酸化的リン酸化/光合成/脂質代謝/アミノ酸代謝/哺乳類燃料分子の代謝/ヌクレオチド代謝)Ⅴ.遺伝子の発現と複製(核酸の構造/DNA:複製,修復,組換え/転写とRNAプロセシング/翻訳/遺伝子発現の調節)』となっています。
勉強方法についてですが、まずは過去問を解いてみる→(生物の知識が足りなさすぎると思ったら高校の資料集や大学の講義で使われているような教科書で基礎知識の確認)→過去問の傾向を踏まえてヴォ―トの内容をざっくり読む→問題集を解く→過去問の復習というような流れがおすすめです。特に過去問の復習に重点を置いて、過去問の内容が本番聞かれたら完璧に答えられるくらいにはおぼえておくとよいです。
以下に私も使っていたおすすめの参考書について紹介します。
まずは先ほども述べた『ヴォート基礎生化学 第5版』は必須です。必ず買いましょう。
参考図書だからというだけではなく、生物化学の過去問の内容は必ずこの中に書いてあるのでわからない問題があったときは開いて確認してみましょう。
ただし、生物学をあまり学んだことない方や、そこまで詳しくないと思う方は↑の本から始めるとページ数も多く、内容が細かすぎて難しいと思うので、おそらく挫折します。なので、高校生物の教科書・資料集や、大学生物の参考書で大まかな知識や背景を図や表で確認できるものが必須だと思います。
資料集として、『新課程二訂版スクエア最新図説生物』を用いていました。約1000円でこれだけの内容を図解してくれているので、コスパ最強の参考書だと思います。ただし、あくまで内容は高校生物の範囲なので詳しい内容はヴォ―トで確認しましょう。
また、問題集についてですが、正直大学院用の受験対策用の本はほとんどありません。なので分子生物学と同様に、以下の『生化学・分子生物学演習』を用いて勉強することをおすすめします。
私自身解くにあたって、過去問の傾向を鑑みて解くべき問題と解かなくても良い問題を選別してました。内容はかなり充実しており、必ず身になるとは思います。ただし、かなりボリュームはあるので早めにコツコツ始めると良いです。
分子生物学
公式の出題範囲としては「細胞レベルの遺伝現象、個体レベルの遺伝現象、染色体とゲノム、DNAと遺伝子、RNAの構造と機能、複製、変異、修復、転写、翻訳、プロセシング、遺伝子発現調節機構、タンパク質の合成と品質管理、細胞周期、細胞応答」となっています。これだけみると、おぼえることが多そうに思えますが、基本的には高校の生物の内容を細かい分子機構まで詳しく扱っているものだと思ってもらって大丈夫です。
例年良く出る内容として、転写・翻訳のメカニズム、遺伝子組み換え、ゲノム編集、シグナル伝達などが挙げられます。これらはしっかり理解して臨む必要があります。
これを踏まえて、勉強法ですが基本的には生物化学で同じ流れで大丈夫です。
以下に私も使っていたおすすめの参考書を紹介します。
以下の『基礎分子生物学 (第5版)』は参考図書の一つであり、ページ数も比較的少ないので大学レベルの生物学についてあまり詳しくない人が最初に読む本としておすすめです。
ただし、これだけでは足りないと思うので、参考図書のひとつである『分子細胞生物学 第9版』も持っておくと良いです。過去問を解いている最中でわからないことがあれば、大体はこれを見たら解決すると思います。
資料集・問題集については、資料集は生物化学のところでも述べた『新課程二訂版スクエア最新図説生物』を、問題集については『生化学・分子生物学演習』を用いて勉強することをおすすめします。
食品科学
公式の出題範囲としては、「主要な食品成分(水、タンパク質、脂質、糖質等)の構造、化学反応性、成分間相互作用、食品の変質・劣化、食品添加物、味成分と味覚、加工・物性機能、生体調節機能、機能性食品、ニュートリゲノミクス、食の安全性」となっています。
例年良く出る内容として、脂質の酸化やアミノ酸のカルボニル反応、ビタミン、炭水化物、ビタミンなどが挙げられます。
勉強方法についてですが、まずは過去問を解いてみる→過去問の傾向を踏まえて、上記に述べた良く出る内容を詳しくおぼえる→過去問の復習というような流れがおすすめです。特に過去問の復習や良く出る内容を何も見ずに詳しく説明できるに重点を置いて、1つ1つの分子について説明できるくらいにしておくと良いでしょう。
参考書は、参考図書である以下の『食品学』だけで大丈夫です。必ず買っておきましょう。
過去問の内容はほぼこの参考書に書いてあります。
基礎化学
公式の出題範囲としては、「一般化学、基礎生化学、基礎有機化学」となっています。
例年良く出る内容として、大学レベルの有機化学の反応や高校内容の無機化学、高校・大学内容の理論化学が挙げられます。
勉強方法についてですが、まずは高校化学の問題集で無機・有機・理論の内容で完璧にしておく→過去問を解いてみる→一般化学の内容を一通り確認→過去問の復習の流れでやれば大丈夫です。
以下に私も使っていたおすすめの参考書を紹介します。
参考図書は、大学で用いる一般化学の教科書となっており、いろんな出版社が出していますが、おすすめは以下の『一般化学(四訂版)』です。
高校化学の問題集は以下の『新課程 2024 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学』がおすすめです。このぐらいの難易度の問題はしっかりできていないと、本番も時間が無くなって解ききれなくなってしまいます。
また、理論・有機・無機について、詳しく学びたい人は以下の参考書を使うと良いです。
大学受験で人気の参考書で、とてもわかりやすいです。大学院入試でも十分に効果を発揮してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。東大院入試は大学受験で東大に入るよりは間違いなく難易度は低いです。
高度な内容を研究したい方、最終学歴を東大と書きたい方はぜひ本ブログの内容を生かして、勉強を頑張ってみてください。
私は受験を決めたのが遅く、かなり焦って勉強していたのでかなり勉強漬けの生活になりましたが、この記事を参考にして受験される方は時間と心の余裕をもって、早めに勉強を始めて余裕をもって合格できることを祈っています。